宅配便を利用した形で行うフィギュア買取においては、配送事故になる可能性は捨てきれません。万が一配送中にフィギュアが壊れてしまった場合にどちらの責任になるのかは注目するべきポイントです。ただ利用者に非がある場合は、配送事故が起きたとしても利用者の責任になる可能性もあるので十分に注意したいところです。
配送事故とはどういうものか？
配送事故とは荷物の紛失や中身が壊れている、中身が汚れている、間違ったところに配達された、配送業者の過失により被害を受けたなどの事故のことを言います。日本ではめったに起きることではありませんが、全く起こらないことでもありませんので、自分たちで対策ができるならばしておいたほうが良いでしょう。
配送事故というのは基本的に配送業者の過失による事故のことを言い、自然災害などが影響した事故については配送事故とは言いません。配送業者に過失がある時には配送事故として、何らかの補償を受けることが可能です。補償内容は大手3社でさほど変わらず、あくまでじかによる補償を受けられます。
利用者に責任がある場合は補償してもらえない
配送事故というのは利用者が必要な範囲でしっかりと梱包していることが前提になります。利用者が必要なことをしているにもかかわらず、中身が壊れているなどの事象が起きた時に適用されます。必要な梱包を行っていないにもかかわらず中身が壊れていた場合は、配送事故とは言いませんので注意してください。
利用者は配送事故の有無にかかわらず、自分に非が無いような形でしっかりと必要な梱包をしておくことが肝心です。利用者に非がある場合には査定価格が0円になり、なおかつ補償をしてもらえないことになりダブルで損をすることにもなりかねません。